レーシック手術のエキシマレーザーの凄いところ

エキシマレーザーの「エキシマ」とは、Excited(励起された)とDimer(二重体)という二つの単語の合成語です。レーザーには、2種類のガスが使われています。
片方はアルゴン、クリプトン、キセノンなどの希ガス、そしてもう片方はフッ素、塩素、臭素などのハロゲンガスです。

この2種類の混合ガスによってレーザーを作り出しているのがエキシマレーザーの特徴です。
この組み合わせ方で、異なる波長のレーザーが発生するのですが、組み合わせによらず発生するのは波長の短めな紫外レーザーです。

エキシマレーザーの最大の特徴

エキシマレーザーでレーシック手術を行うことの特徴は、熱変性を起こさないで生体組織の切開、切除等が可能ということです。人体を形成している細胞に含まれるたんぱく質は65~70度程度の熱に晒されると変性して細胞死滅などを起こしたりします。
こういったことを起こさずに切開などの外科手術ができるというのがエキシマレーザーの最大の特徴でありメリットです。

このレーザーは、1995年にアメリカで認可が下りたことでレーシック手術に用いられるようになりましたが、それ以降は一般的な手法となりました。
エキシマレーザーを使うことで、熱や痛みがなく手術を進められるというのは患者さんにとっても、かなり嬉しいことですよね!

それにレーザーの波長が短いことで、体の奥深くまで到達しませんから、角膜の層でほとんどすべて吸収され、他の組織に影響を及ぼすことがありません。
これも安心できる面です。

エキシマレーザーそのものはこのように優れたレーザーですが、最近では、それを更に機械制御で使うようになってきたため、目の動きを認識してそれに合わせてレーザー照射するなどの技術も生まれたおかげで、より正確で安全なレーシック手術ができるようにもなってきました。